天気と虫と田の神さま

このところの異常気象で、とかく長雨は心配の種です。
今年も県内では豪雨被害がありましたし、
去年は、うちの畑のすぐそばを流れる川が氾濫(はんらん)寸前になりました。
だだちゃ豆の収穫作業の最中に携帯のアラートが鳴り響き、
逃げなきゃ、取らなきゃと、大変な思いをしました。
もちろん、天気のほかにも気にしなければいけないことはたくさんあって
例えば、だだちゃ豆には天敵がいます。
カメムシです。
皆さんもご存じの、臭いのきつい虫です。
あのカメムシが、実ができ始めたばかりのだだちゃ豆にくっついて、
まだ軟らかい中の実を、チューチューと吸ってしまうのです。
カメムシも暑さが厳しいときに多く発生するので、
こちらも天気と無関係ではないですね。
人間の思うようにならないことが多い中、
わが家でも昔ながらの神頼みをしています。
床の間に大黒天をおまつりしていますし、家の敷地内には、お稲荷さんがあります。
米俵の上に乗っておられる大黒天は「田の神さま」とも言われていて、
古くから農耕神、田畑を守ってくださる神さまと信じられています。
そして、キツネは田の神さまのお使いだそうです。
日本のあちこちにお稲荷さんがあるのも、稲作の国だからこそなんですね。
田の神さまに守られて、今年もだだちゃ豆の収穫が無事に終わろうとしています。
お客さまにはたくさんのご注文をいただき、本当にありがとうございます!
一生懸命に出荷作業をしておりますので、
お手元に届くのを楽しみにしていてくださいね!
まだ食べていない! まだまだ食べたい! というお客さまには
初秋のだだちゃ豆、尾浦をご用意しています。
https://yosobei.com/secret_member
どうぞ、ご賞味ください!
尾浦の収穫・出荷が終わると、
いよいよ今年のだだちゃ豆は終了となります。
一息ついて、9月下旬からはお米の収穫が始まります。
こちらも出荷の準備が整い次第、ご案内をさせていただきますね。
今しばらくお待ちください!