妻との約束

9月に入り、尾浦の収穫・出荷も終わろうとしています。

シーズン中にリピートしてくださったお客さまも多く

日々の苦労が報われる思いでした。

たくさんのご注文をいただき本当にありがとうございました!

 

 

だだちゃ豆の作業が一段落したところで、

約5年前、私が與惣兵衛を継いだときのお話を少し。

 

当時、私は山梨でサラリーマンをしていました。

結婚もして、妻のおなかには第2子がおりました。

妻とは結婚したときから、「いつか自分たちの家を建てよう!」と話していて

いよいよ山梨で家を建てる段取りができたので、報告がてら、実家の両親に電話をかけたのです。

 

あれこれと話していると、

父から「山形に帰ってこないか」という言葉が……。

 

寝耳に水ではありましたが、

サラリーマンより自営業が自分には向いているのではないかと思っていたこと

とはいえ、起業をして借金を背負うのは気が引けること

農業の将来は明るい気がしていたこと

などなど、考えた結果、私の中で「帰ろう!」という結論に至りました。

 

妻は、もちろん大反対でした。

夢のマイホームは実現間近、おなかには第2子。

そんな中、夫の実家に帰って農業を継ぐなんて、

反対は当然のことでした。

 

が、反対されても諦めきれなかった私は

「家だけはいつか絶対に建てます!」と約束し、

どうにか妻を説き伏せました。

 

そして次女が生まれた2、3カ月後、会社を辞めて、

與惣兵衛を継ぐべく山形に帰ったのです。

 

 

そこからの3年間は、父や兄から農業のいろはを学びました。

その中で思ったのは、「もったいない!」ということ。

こんなにおいしい豆があることを、もっと世の中に知らせる方法はないのかと。

「いいものを安く」という農家の人々の精神は素晴らしいですが、

もっともっとアピールして、だだちゃ豆を広く知ってもらってもいいんじゃないかと思ったのです。

 

 

そういう訳で、約2年前からホームページを充実させ

ポケットマルシェなどにも出品し

皆さまからうれしいコメントをいただけるようにもなり

期待を裏切らないだだちゃ豆をお届けしなければ!と励みました。

おかげさまで広くだだちゃ豆を知っていただき、今日に至ります。

本当にありがたいことです。

 

 

実は、5年間、待たせてしまいましたが、

ようやく妻との約束も果たせそうなのです。

家を建てるめどが立ち、現在、話を進めているところです。

妻への感謝の気持ちを込めて、いい家を建てたいと思います!

 

 

さて、だだちゃ豆の季節が終わって、次は米です。

9月の終わりから10月の頭にかけて、ご案内させていただく予定です。

こちらもどうぞ楽しみに待っていてくださいね!